日曜日, 3月 25, 2007

病気中でも楽しみを探す人

先日お世話になった叔母様のお見舞いの際何かご希望の品はありませんかと伺ったところ、、、
リクエストは「下関の雲丹」でした。
彼女は好奇心旺盛な活動的な女性です。今は病気でほとんどどこにも行けません。
病気が進行して好きな物も食べられなくなってきました。
だからおかゆを少しでも美味しく食べる工夫、それが瓶詰めの雲丹。
それも前から気になっていた下関の雲丹。
 叔母様、北海道に住んでいらっしゃるのだから地元の物で十分なのでは、、、
いえむしろ本州の人は北海道に行ったら食べようと思っているのですよ。
しかし それ故にこその下関の雲丹なのですね。
動けなくても、好きな物を食べる楽しみが限られても、
嬉しいことを探して自分を幸せにする工夫を諦めたりしない。
そのことを教えて頂きました。
 加えて
下関といえばふぐしか思いつかなかった私に雲丹も有名なことを教えてくれました。
リクエストはいただいたものの、
下関の雲丹なんてどこにあるんだろう?名古屋にうってるのかな?と
思いつつとりあえずM阪屋に行ったところ
あった!
店員さんによるとしばらく取り扱いをやめていたけれど、熱心なファンの方からの問い合わせがあって再び取り扱うようになったとのことでした。それほどの人気者だったのですね。